釜石浜唄(岩手県民謡)

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三陸漁業の水揚港として、また明治時代からは日本の製鉄業発祥の地として急速に繁栄した釜石の、沢村遊郭に生まれ花柳界で広く歌われたお座敷唄です。唄に出てくる尾崎神社は、尾崎半島の先端に奥の院が鎮座し、この地の海・漁業の守り神として、古く鎌倉期より以前から祀られてきました。
この唄の特に前奏で三味線が奏でる音使いはとても特徴的なのですが、そこには奥浄瑠璃三味線の手が入っているのだそうです。その三味線の前奏や伴奏のフレーズを、この録音では鍵盤ハーモニカで演奏しています。

この動画の演奏者
 美鵬成る駒(唄)
 佐藤錦水 (篠笛)
 中村力哉 (和声付け・ピアノ・鍵盤ハーモニカ)

2011年8月14日
東京 Hocola Studio にて録音

動画の背景写真:2011年4月、東京にて。
PENTAX LX + planar 50/1.4 + 400TMAX (self development)

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