相馬二遍返し(福島県民謡)

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相馬藩は天明の大飢饉(1782〜1788年)では人口の三分の二を失い、復興には人口の回復が必要であったため、藩主は越後、越中、加賀(今の新潟・北陸地方)に家臣をつかわして、相馬へ移民を募りました。その数は五千人を超えたと言われているそうです。この唄はその時、相馬を誉めたたえる宣伝歌として唄われたとも伝えられています。曲名の「二遍返し」の由来は、歌詞の第四句の五文字を反復するところからついたとする説が有力です。
「あわいびと」私たちにとってこの唄は震災直後の最初に取り組んだ唄でもあり、一際大きな存在となりました。

この動画の演奏者
美鵬成る駒(唄・太鼓)
佐藤公美 (唄囃子)
佐藤錦水 (尺八)
中村力哉 (和声付け・編曲・ピアノ)

2011年5月12日
東京 Hocola Studio にて録音

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